お墓参り 友人の墓に行くときの服装や持ち物やマナーについて

通年のお役立ち情報

高校の時の友人が亡くなった・・・

知らせを聞いたのは地元を離れているとき、就職活動や卒業課題で忙しかったとき。

諸事情は人それぞれだけど、ずっと心に引っかかっていた。

先日、勇気を出して友人のお母さんに連絡をしたら喜んでくれて、『当日お墓まで案内するね。』と言ってくれたんです。

一緒に行くことになったけど、失礼のないようにしないと・・・と気にかけています。

 

どんな服装で行こうか?
何を持っていけばいいのか?
お参りの際のマナーはどうしたらいいのか?

 

そんな心配をしているあなたへのご参考になれば幸いです。


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お墓参りで友人のお墓に行くときの服装について

友人のお墓の場所が分かっていて一人で行くのとは事情が違っていて友人のお母さんも一緒となれば気をつかうこと、気にかけることも多く感じてしまうのではないでしょうか?

 

喪服で行ったほうがいいのかな?

普段着でいいのかな?

 

服装については、そんな感じで悩むと思うんですよね。

友人のお母さんの立場になって考えてみると、

高校のときの友人が娘のお参りに来てくれる・・・その気持ちだけでも大変有り難いもの。服装はそんなに気を使わなくても大丈夫。

という思いの方が多いのではないでしょうか。それを踏まえた上でのポイントですが、

 

今回のお墓参りについて

あくまでも友人のお墓参りだということ。
法要に招かれたわけではないこと。

ということを考えると、喪服は逆に大げさすぎるということになります。そして黒色にこだわる必要はありません。

ただし、原色系の赤とか黄色などの派手に感じる普段着は避けたほうがいいですね

地味であれば、ジーンズ・Tシャツ・スニーカーでも構わないように思われるかもしれませんが、友人のお母さんが一緒ということもあるので避けたほうがいいでしょう。

 

無難な服装の例

例えばですが、

ブラウンのトップス
ベージュ系のスカート
バックベルトのある黒やブラウンのサンダル
ベージュの日傘

と茶色系の落ち着いた感じにまとめてはいかがでしょうか。

 

総合的な考え

できればスカートでトップスは露出の少ないもの。靴はローヒールでも構わないのでミュールではないもの(サンダルの場合でもバックベルトがあるもの)をオススメします。

友人のお母さん世代の方には、見せブラやローライズなどを不愉快なものと感じる方も多いので・・・

せっかくのあなたのお参りをしたいというお友達を思う優しい気持ちが派手めの普段着によって台無しになってしまうことだって考えられます。

 

お墓参りの時の持ち物について 友人のご両親への配慮も忘れなく

それでは次に持ち物についてまとめましたのでお話しますね。

 

用意するもの

数珠
お線香
お花
果物

 

数珠は必ず用意しておきましょう。

 

お線香は友人のお母さんが用意してくれる可能性が高いとは思いますが、基本は自分で用意したお線香を使うといいのですが、

もし友人のお母さんが「このお線香を使ってね。」と勧められたら断らずにそのお線香を使うようにしましょう。

 

お花は可愛らしいお花が良いでしょう。予算もあるかと思いますので予算なりに友人のことを思いながら選びましょう。

自分で選びきれない場合はお花屋さんに「友人のお墓参り用なので、可愛く作ってください。お仏前に飾れるようにしてください。」

などと希望を伝えるとアレンジしてくれますよ。夏の時期なら向日葵を入れてもらうのも良いかもしれませんね。

友人のお母さんにお渡しするときは「○○ちゃんを思って用意したお花なので。」と一言伝えておくことも大切ですよ。

 

果物もご実家に備えさせていただくための果物を用意してはいかがでしょうか。

友人が大好きなフルーツがあればそれを用意してあげると亡くなられた友人もきっと喜んでくれますよ。

 

念のために用意したほうがいいもの

ろうそく
着火するライター

おそらく友人のお母さんが用意しているとは思いますが、万が一に備えて用意しておきましょう。

 

友人のために用意してあげたいもの

ちょっとしたお菓子
友人が好きだった音楽CDなど

 

お菓子は菓子折りといった大げさな物ではなくでも、昔学校帰りや休み時間に皆で食べていたお菓子で友人が好きだったお菓子も持って行ってはいかがでしょうか。

友人が好きだった音楽CDなどがあれば、お仏壇にお供えしてもらうようにお願いしてはいかがでしょうか。

「○○ちゃんがよく聴いていた音楽なので良かったら後で聴いてみてください。」と友人のお母さんに一言そえて渡してくださいね。

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お墓参りで友人のお墓に行くときのマナーについて

最後にお墓参りでのマナーについてお話しますね。

 

お参りにて拝む時

まず最初にお参りするのは友人のお母さんからだということを意識しましょう。

友人のお母さんが『先にどうぞ。』と勧めてくれたら「私からでいいんですか?」と一言お断りとお礼を伝えることもお忘れなく。

拝む時は左手の4本の指に数珠をかけ、お母様に一礼してから、しゃがんで拝みましょう。立ったままでは失礼にあたりますので。

 

お墓のお掃除について

率先してお墓のお掃除をするのは避けましょう。事前に友人のお母さんが綺麗にしておく可能性がとても強いです。

あと例え話なんですが、友達の家に遊びにいったときに、いきなり掃除機を借りて友達の家を掃除し出すと変に思われちゃうじゃないですか。

お墓のお掃除をするときは友人のお母さんがやらない限りしないほうがいいでしょうね。もし掃除をし出した場合には、

「私も手伝っても大丈夫ですか?」と確認してから手伝うようにしましょう。

ちなみに、墓石に刻まれている文字って切り抜かれているかと思いますが、文字の中を掃除することは駄目だということをお坊さんに聞いたことがありますので、文字にはなるべく触れないようにしてくださいね。

 

お盆の時期は避ける

お盆のお墓参りとは初日に霊を家までお迎えしてからお墓の掃除をしてお盆の終わる頃にお墓に戻って頂く、ということになっていますので、

お盆期間中にお墓参りに行っても友人はいないということになります。

 

まとめ

服装も持ち物も最低限のマナーも気をつけて、友人のお母さん、またはお父さんに失礼のないように心配りをしつつ友人へのお墓参りをされてくださいね。

近況や友人への今までの思いをしっかりと伝えられるといいですね。

また、友人のお母さんに「これからは個人的にお参りしてもいいですか?」と了解を得ておくと次回からは1人でも行きやすくなるので伝えておくといいでしょう。

お墓参りはひとつの節目でもあります。ご自身の心の整理にも繋がるといいですね。

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