年賀状
その歴史は古く、始まりは平安時代にさかのぼると言われています。
始まりのいわれは平安時代の貴族、藤原明衡がまとめた手紙の中に
年始の挨拶をしていたことが今に続いているようですね。
そんな歴史ある年賀状。ただ印刷しただけの年賀状では味気ないし
どこかの宣伝ダイレクトレターと変わりありません!
手書きで何か一言を書くことで印象も変わります。
特に会社の人に出す年賀状の場合気を使うところ
そんな会社の人に書く一言についてまとめてみました。
年賀状に一言を 会社の上司には?
会社の上司ということで一言の前に年賀状のマナーもお知らせします
①元旦に届くように出す(少なくとも12月24~25日までに)
②宛名は手書きで書く
③黒の筆、ペン、ボールペンで書く
④縦書きで書く
⑤自宅に出す場合は役職名等を付けず様で出す
⑥賀正・新春・迎春 等の2文字の賀詞はやめる
謹賀新年・慶賀新春 等の賀詞にすること
⑦新年あけましておめでとうございます。は×
新年とあけましては同じ意味になるので
新年おめでとうございます が正しい文になります
意外と気をつけておくことって多いんですね・・・
次に上司に書く一言ですが
①お世話になっているという感謝の気持ちを出す
②ご指導いただいていることを今年の抱負とする気持ちを出す
③今年もお世話になります素直さを出す
そんな気持ちと送る上司との関係を考えつつ一言を書いてはいかがでしょうか。
ご参考までに参考一言文を
①本年もご指導の程、お願い申し上げます。
②昨年中はご指導を頂きありがとうございました。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
③本年は昨年の反省を胸に一層の努力に励んでまいります。
④本年は常日頃のご指導を活かせるように励んでまいります。
⑤本年もお世話をおかけすることと存じますが
何卒よろしくお願い申し上げます。
以上、上司に出す年賀状についてでした。
ご参考になれば幸いです・・・
年賀状に一言を 会社の同僚には?
会社の同僚でも気をつけたほうがいいことをお知らせします
①元旦に届くように出す(少なくとも12月24~25日までに)
②宛名は手書きで書く(できれば)
③一言は黒の筆、ペン、ボールペンで書く
④同僚と友人を混同しない
特に④は同僚といくら仲が良くても会社の協力者であるという意識付けは大切です。
友人感覚だと仕事の割り振りが曖昧な関係にもなりかねないので一言を書く際にも
その意識付けは大切かと思えます。経験上(笑)
次に同僚に書く一言ですが
①いつもの感謝の気持ちを出す
②励ましの気持ちを出す
③身体(健康面)への気遣いの気持ちを出す
同僚でもお世話になっている人、応援したくなる人、それぞれいると思います。
同僚との関係を思いつつ一言を書いてはいかがでしょうか。
ご参考までに参考一言文を
①いつも助けてくれてありがとう!いつも感謝しています。
②今年もお互いに励ましあいながら頑張っていこう!
③○○さんの頑張りにいつも感心しています。負けないよう頑張るよ!
④お互い健康が一番大切だから自愛しながら頑張っていこう。
⑤また発散しに飲みにいきましょう!
以上、同僚に出す年賀状についてでした。
ご参考になれば幸いです・・・
年賀状に一言を 会社の後輩には?
会社の後輩にでも気をつけたほうがいいことをお知らせします
①元旦に届くように出す(少なくとも12月24~25日までに)
②一言は黒の筆、ペン、ボールペンで書く
③よき先輩としてお手本になるような年賀状を
特に③は先輩として後輩の手本となるような一言を書きましょう。
次に後輩に書く一言ですが
①いつでも相談にのるという気持ちを出す
②期待しているという気持ちを出す
③身体(健康面)への気遣いの気持ちを出す
後輩でもお世話になっている人、応援したくなる人、それぞれいると思います。
後輩との関係を思いつつ一言を書いてはいかがでしょうか。
ご参考までに参考一言文を
①困ったときは相談にのるから今年も頑張っていこう!
②○○さんの頑張りには頼もしさを感じているよ。今年も頑張っていこう!
③今年も更なる成長を期待しているよ!負けないように頑張るよ!
④頑張り過ぎて無理し過ぎないようにね。
⑤去年の経験を活かし、今年も力を発揮できるよう期待しています。
以上、同僚に出す年賀状についてでした。
ご参考になれば幸いです・・・
まとめ
最近では大企業を中心に社内では年賀状を出さない会社も増えてきています。
年末年始休みの5~6日程度だけしか会わない人へ出すような事を意味が無いとする
『虚礼』
という考えを取り入れるところが多くなってきているからでしょう。
私個人の思いではありますが、年賀状という昔から続いている伝統とも言うべき
風習はこれからも残っていくことを切に願っています。
表も裏も印刷する。特に住所の印刷は本当に助かりますよね。
だからこそ上司には手書きで住所を書く等の他の人との差を出すチャンスでもあります。
少しでもお役立ちになれば幸いです・・・