恵方巻き
その歴史や始まりには様々な説があります。
恵方とはなにか?
歳徳神【としとくじん】という神様のいる場所を指し
歳徳神はその年の金運や幸せを司る、昔から親しまれている神様のことです。
歳徳神のいる方角は毎年変わり、恵方も変わっていきます。
その方角に向かっていろんな行事を行うと縁起が良いとされ初詣や、
初行事を行うときは恵方を向かって行ったともいわれがあります。
そんな恵方に向かって食べる恵方巻きにはどんな由来や縁起があるのでしょうか・・・
恵方巻きの由来とは
恵方巻きの由来ってなんでしょうか?
始まりの説
江戸時代末頃から大阪の商人たちの間で商売繁盛と厄払いを祈願し
幸運巻寿司
というものが流行ったという説があります。
恵方巻きの名前
恵方巻きという名前はセブンイレブンがこの巻きずしを
全国展開する際に商品名として用いた為に広まったといわれています。
恵方に向かって巻き寿司を食べるから
恵方巻き
と呼ばれるようになったようです。
そのままですね(笑)
丸かぶり寿司
恵方寿司
招福巻
幸運巻
開運巻き寿司
と呼ばれることもあるようですね。
恵方巻きの縁起って?
恵方巻きを食べることで、どんな縁起をもたらしてくれるのでしょうか?
恵方巻きの縁起
この行事はある意味
神様にお願いごとをする行事
であり、より太い巻きずしを食べたほうが、ご利益が大きい
とされているらしく、太くて高価な巻きずしが売れているそうです。
恵方巻きを食べるとき
恵方を向いて、無言で、願い事を心の中で唱えながら
一気に完食すると、神様が願い事をかなえてくれるそうです。
是非とも完食してください(笑)
お子様には無理をせず、手作りの小さい恵方巻きにしてあげてくださいね~
恵方巻きの方角ってどうやって決めるの?
恵方巻きを食べる方角が気になるところですね。
方角の決め方ですが、
恵方の方角は基本的に四方となります。
東北東
西南西
南南東
北北西
恵方の決め方ですが
十干(じっかん)の組み合わせから、その年の恵方が決まります。
※十干とは中国から伝わり、暦などに用いられます※
甲(こう)・乙(おつ)・丙(へい)・丁(てい)・戊(ぼ)
己(き)・庚(こう)・辛(しん)・壬(じん)・癸(き)
この十干と恵方の組み合わせによりその年の歳徳神の恵方を決めるのです。
干支とは
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
のいわゆる十二支と十干を表すのに使うものになります。
恵方は、この十干によって方角が決まります。
甲(きのえ) 己(つきのと)年は、東北東 2019年
乙(きのと) 庚(かのえ) 年は、西南西 2020年
丙(ひのえ) 辛(かのと) 年は、南南東 2021年
丁(ひのと) 壬(みずのえ)年は、北北西 2017年
戊(つちのえ)癸(みずのと)年は、南南東 2018年
※4つの方向を5年周期で一巡します※
まとめ
いかがでしたでしょうか。
恵方巻きの歴史のことや縁起のこと。
そして方角のこと。
縁起ものの行事って気分的にもテンションが上がりますし、
自分の子供にも意味とか伝えていこうとこの記事をまとめてみて
改めて心に誓いました☆
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