雛人形の購入は何歳から? 時期とそのポイントとは

1~2月のお役立ち情報

まずは雛人形の歴史についてお話します。
※飛ばしていただいても構いません※
 

その歴史の始まりは不明ではあるが、始まりの説は複数あります。

 

平安時代
京都で貴族の女の子の間で、雅びな(遊び)という記録がある。初めは儀式ではなく遊びとして広まっているので雛祭りが「ひなあそび」とも呼ばれています。他には、紙で作った人形を川に流す「流し雛」として雛人形は「災厄よけ」の「守り雛」として祀られるようになりました。

 

江戸時代

「人形遊び」と「節句の儀式」とが結びつき、それが全国的に広まり、飾られるようになりました。3月の節句の祓に雛祭りが定着したのは、天正年間(1573年~1593年)以降のことだと言われています。江戸時代初期には形代の名残を残す立った形の「立雛」や、座った形の「坐り雛」が作られていたが、これらは男女一対の内裏雛を飾るだけの物でした。飾り物としての昔からの形と、一生の災厄を人形に身代りさせるという祭礼的な意味が強くなってきました。

武家子女など身分の高い女性の嫁入り道具のひとつとして数えられるようにもなりました。結果、華美で贅沢なものに変わっていきました。その後、人形は美しさを増し、十二単の装束を着せた人形などが作られとても立派なものでした。

 

享保年間(1716年~1736年)からは幕府の規制により一時的に大型の雛人形が禁止されました。「雛は八寸以下、雛諸道具は蒔絵は不可」という制限がある。しかし、この規制を逆手に取り「芥子雛」と呼ばれる精巧を極めた小さな雛人形(数cm程度の大きさ)が流行しました。江戸時代後期には「有職雛」とよばれる宮中の雅びな装束を再現したものが登場し、今日の雛人形につながる「古今雛」が登場しました。その後、幕末までに官女・随身・仕丁などのそなえ人形が考えられ雛飾りは嫁入り道具や台所の再現や内裏人形につき従う従者人形たち。小道具、御殿や壇飾りなどのセットが増えていき規模も大きくなっていきました。

 

そんな歴史ある雛人形。今回は初めて購入される方の何歳から買えばいいか?いつ頃購入すればいいか?
購入の際のポイントについてお伝えしていきます。


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雛人形を購入する 何歳から買えばいいの?

まず最初の疑問についてお答えします。

最近、娘が産まれたので雛人形を買ってあげたいのですが何歳から買えばいいの?

 

産まれてからすぐ購入しても大丈夫です。ただお雛祭りの時期とお宮参り(生後1ヶ月目のお祝い)と時期が重なるようでしたら慌てず来年から飾っても大丈夫です。雛人形を飾ってお祝いするのは中学生までという話も多く聞きますが、雛人形は災いごとを人形が肩代わりしてくれると言われていますので大人になってからも是非飾るようになさってください。

 

雛人形を購入する その時期は?

そして購入する時期ですが、品揃えのタイミングにもよるかと思います。

11月~12月
この時期は去年の在庫を処分する目的で価格的にリーズナブルな店舗も割と多くオススメという場合

年明け~
今年の新作が出ていたりとその年に購入してあげたという形としてオススメという場合

この2パターンが多くあります。

ただ、発送までに時間が掛かったりする場合もあり、購入の際はお届けまでの期間等もお店に確認する必要があります。年明けに購入される場合は年明け早々に見にいくくらいがちょうどいいでしょう。通常の慣わしでは母親方の祖母が用意するケースが多いのでご両親も一緒に見に行けば喜びも大きくなるかと思います。

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雛人形を購入するポイントとは?

購入するポイントとして

飾る場所
今現在のお住まいのどこに飾るか?それによって必然的に雛人形の大きさが決まってくるかと思います。

マンション等にお住まいの場合
ガラスケース等に収納されている雛人形がオススメです。お人形は固定されており、掃除の手間も簡単で収納スペースにも問題がありません。

 

実家等で親と同居等の飾るスペースに問題がない場合
飾る場所も収納スペースにも問題が無ければ、段飾りのほうが見栄えもしますし、準備・収納共に共同で作業すれば同居生活もスムーズになるかと思います。

 

現物を確認する
最近ではインターネットでも購入できますし、画面と価格の安さだけで、ついついクリックしてしまう・・・。実物をみて思っていたのと違う。というケースもあります。実際にお店で見てお人形の顔の表情とか色合いを見て気に入ったものを選ぶのがオススメです。生地の良し悪しも実物を見ると違いが分かりますからね~

 

ご予算に合わせて、大きさ・お人形の表情・生地の色合い・作りを見てトータル的に判断されると良い買い物をした!と納得できますよ。

 

 

まとめ

雛人形なので、本当は長女に1つ、次女に1つとそれぞれ買ってあげたい場合もあるかと思います。それはそれで思い出に残りますし、長女の時はこんな気持ちで、次女の時はこんな気持ちで買ってあげた。という思いも将来伝えることもできます。

ご予算的に難しかったり、段飾りで豪華なものを購入した場合などはその家庭で1つの雛人形という考え方もあります。どちらにしてもご納得のできる買い方ができるのが一番ですよね。

 

素敵な雛人形に出会えることをお祈りしております(^v^)

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