冬の寒さは身体の芯まで凍えるときがあります。特に早朝の気温がマイナスになり、外が吹雪の時は心理的にも寒さを感じてしまいます。同じ20℃でも夏だと寒く感じますし、冬だと暑く感じます。当然といえば当然ですが、人間が寒いと感じる時ってどんな時なんでしょうね。気温だけの問題ではなく湿度・風速・住まいの場所・心理的な影響もあります。
オフィスでも足元の寒さがとても気になる方って多いですよね。今回はオフィスでの足元対策についてお伝えします。
冬の寒さ対策は足元から
社内オフィスって足元が意外と冷えますよね。原因としてエアコンだけというのが一番考えられます。
暖かい空気は上にいきますので足元まで暖まらないのは当然です。会社によっては節電対策でエアコンの温度自体の設定がかなり低く設定してあったり、人の出入りの多い小売店では玄関は開放したままなんていうのもあり、事務員さんにとっては外で事務仕事をしているようなもの・・・
人間が身体で一番寒さに弱い場所とは首と肩(背中側の首の下あたり)と言われています。この場所は寒さを感じる感度が違います。理由として脳は低い温度の血液が流れ込むのを嫌うからです。首に寒さを感じると、脳に冷たい血液を送らないようにキュッと力を入れて発熱してから脳に血液を送り込みます。首や肩まわりは厚着すれば問題ありませんが地味に堪えるのが足元の寒さです。
身体の血行が良い状態で頭寒足熱という言葉があります。
頭寒
頭が寒いと脳は身体を温めようと機能します。サウナやお風呂に長時間入った後に頭だけ少し冷水をかぶってから上がると湯冷めしにくくなります。のぼせると脳が身体を温めようとしますので逆に血行が悪くなったりするんですね。
足熱
足は第二の心臓と言われています。足が冷えてくると血行が悪くなり、足のむくみや冷え性になってしまいます。足元が冷たいという人は多いのですが、足元や足先は元々冷えやすい場所なのです。足元を暖めることで、全身の血液の循環を良くし、結果、基礎代謝が上がり冷えを防いでくれます。
結果的に足元対策をしっかりすればオフィスでの寒さも気にならないどころか寒さを利用して身体を健康体に作り変えることだってできてしまうかもしれません!
寒さ対策は足元から オフィスでの工夫あれこれ!
ここではオフィスでの寒さ対策あれこれをまとめました。事務員の事務服はスカートが殆どだと思いますのでこんな足元対策をしていますよ~、という対策法をご紹介します。
対策方法
♦足元を毛布でくるむ
♦靴下の重ね履きをする
♦貼り付くカイロ(通常の大きさ)を足元に入れる。※足元専用カイロは持続時間が短いため※
♦湯たんぽを足元に置いておく(朝熱湯を入れると夕方まで暖かい)
♦コンセントが近くにあれば足を乗せるか入れられる電気アンカが一番!
♦デスクワークが多いので血行促進の為に昼休みに20分程度散歩をすると午後からの冷えが軽減された気がする
♦飲み物やスープに生姜を入れるようにした
♦寝る前にリンパマッサージを足のつま先から足の内側を沿いながら胸のあたりまでそっと撫でるように下から上をくり返すと体が温まります。
♦半身浴を長めにするようにして血行改善を意識した
まとめ
毛布で足元をくるむが一般的のようです。一番手間が掛からず足元が暖かいのは電気アンカでしょうね。半身浴などの血行改良を行う意見も多くありましたのでこの寒さを利用して体調改善にも取組んでみてはいかがでしょうか(^v^)
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