生チョコ
生チョコの手作りって簡単なようで意外と難しい!?実際に食べてみるとお店の味とは明らかに違う??友達が作る生チョコはあんなに美味しいのに~。
その差っていったい何なんでしょうね。そんなちょっとしたご参考になればと思います。
生チョコにお酒を入れて手作りするのさ~
アルコール入りの生チョコって、とっても美味しいですよね!生チョコに入れると濃厚さにプラスして深みのある味と香りも楽しむことができます。
しかしながらお酒はあくまでも隠し味として使うのが望ましいかと思います。生チョコに相性の良いお酒ってどんなのがあるのかみてみましょう!
vブランデー
果実酒から作られた蒸留酒で、ぶどうを発酵・蒸留したお酒。
vキュラソー
オレンジの皮をアルコール漬けにして香りをつけたもの。無色のホワイトキュラソーと琥珀色のオレンジキュラソーに分けられます。柑橘の爽やかさがアクセントになって人気も高いです。
vラム
さとうきびの絞り汁を煮て発酵・蒸留したお酒。風味と香りに深みのある味わいがあり、無色のホワイトラムと茶褐色のダークラムなどがあります。
vその他
他には豆を使ったカカオリキュールやコーヒーリキュールもあり、風味豊かなほろ苦さや旨みの相乗効果が個性を生みます。
生チョコにお酒を入れるタイミングとは
ここでは事例を参考にしながらレシピの流れに沿ってのお酒を入れるタイミングについてお伝えします。
◆生チョコの味の深さについて
質問
v実際に作ってみて生チョコっぽくはなりましたが、味が荒い・濃いという感じがします。
濃いといっても上品な奥深い味ではなく、チョコ溶かして冷やして固まりまった感じですが、何が原因なのでしょうか?
何か改善策はありますか?丁寧に作ったつもりなので残念感が(笑)
アンサー
まずお酒の前に、まろやかに作るにはバターが必須です。バター無しでも生チョコにはなりますが美味しさが違いますね。
バターの目安は生クリームの半量です。
バターを加えるタイミングとして温めた生クリームを湯煎のチョコと合わせてチョコが溶けたあとに入れます。
お酒ですがオレンジ系のコアントローをおすすめします。
分量は、チョコ400gに対して15cc入れます。タイミングとしては全体的にまぜる時に入れるといいでしょう。
チョコ :4
生クリーム:2
バター :1
◆リキュールの分量について
質問
生チョコで一番お聞きしたいのはリキュールの量です。分量の割合を教えてください。
アンサー
生クリームとチョコを溶かした時に入れるのが普通かと思います。
リキュールの量は100gに大さじ1の割合で入れるのを目安にしてください。
簡単なレシピですが美味しく作れますよ!参考に使ってください♪
vチョコ 200g
v生クリーム 100cc
v洋酒(ブランデー・ラム酒など)大さじ2
①チョコは溶けやすいように軽く刻んでボールに入れておきます。
②生クリームを温めます。
③温まった生クリームを①に注ぎ、なめらかになるまで混ぜ、混ぜ終えたタイミングで洋酒を入れます。
生チョコならゴムべらで混ぜ、トリュフなら泡だて器でふんわりとホイップするように混ぜます。
④できた生チョコを型に流し込み、冷やしてからカットします。仕上げにココアや抹茶粉末を振って完成です!
生チョコ以外のご参考にどうぞ
◆トリュフの作り方について
質問
v最初にチョコレートを細かく刻んで溶かす方法と電子レンジで溶かす方法とでは、なにか違いがあるのでしょうか?電子レンジのほうが楽なので・・・
v生クリームを沸騰直前で止めるとは意味は何ででしょうか?
vポツポツが表面に出てきたら火を止めていいのでしょうか?
vブランデーを入れるタイミングについてですがチョコレートと生クリームを溶かしているときに入れたり冷やすときに入れたりしているようですが、どちらがいいのでしょうか?
v最後に冷やしすぎると固くなりますか?
vどれくらい冷蔵庫で冷やせばいいのでしょうか?
アンサー
電子レンジで溶かすよりも湯せんや沸騰させた生クリームで溶かした方が、チョコが熱くなりすぎずに溶かすことができます。60度以上になると焦げてしまいます
電子レンジの場合は30秒ぐらいの短い時間で繰り返し、都度取り出してチョコを混ぜていくのがベストです。湯せんも沸くぐらいのお湯に付けたり外したりを繰り返しながら混ぜていきます。
生クリームで溶かす場合は生クリームを沸騰(周りや表面にフツフツと小さい泡ができるぐらい)させますが、火にかけてる間は木べらやゴムべらで軽く混ぜてください。
ブランデーは風味をつけたり、チョコの味わいを深くさせてくれます。生クリームを混ぜ合わせた後にブランデーを入れるのがいいでしょう。
アラ熱をとった後は3時間以上冷蔵庫で冷やしてください。
もし時間があれば一晩(12時間程度)おくと、さらにチョコがなじみます。冷やすさいには、チョコに空気が触れないようにラップをかけておいてください。
材料の分量によってガナッシュの堅さが違いますが、丸める時にドライヤーの温風を下から上からと当てていくとチョコが柔らかくなり、手やスプーンで丸めやすくなります。
※ドライヤーを当てすぎるとアルコールが飛んで弱くなりますのでご注意を※
アルコールを効かすのであれば、冷やすタイミングで加えた方がいいかと思います。
ガトーショコラにラム酒を入れたい!
質問
ガトーショコラにラム酒を入れるとどんな味になるのか作ってみたいです。どのタイミングで入れたら良いでしょうか?
アンサー
①チョコとバターを合わせて湯煎で溶かす。
②別のボウルで卵黄をほぐし、砂糖を加えて白っぽくなるまで混ぜる。
③②に1を少しずつ加えて混ぜて、生クリーム、薄力粉+ココアをふるい入れよく混ぜる。
④メレンゲをつくる。メレンゲの1/3を3に加えてしっかり混ぜる。さらに残り全部を加えて泡を消さないように切るように混ぜる
⑤焼く
ラム酒は③のタイミングで混ぜるときに入れてください。ラム酒は苦いので香りづけ程度にしたほうがいいです。
小サジ2杯程度の10ml。香りが効くのでお菓子用のラム酒がいいかと思います。
カクテルにするマイヤーズやバカルディなどもありますが経験で言うとお菓子用のほうがオススメです。
生クリームの後か前に入れてください。薄力粉を入れてからラム酒を入れると、通常より余計に混ぜることになり、グルテンが出て焼き上がりに影響がでてきます。
生チョコにお酒を入れると美味しい!!
生チョコを初めて食べたのは社会人になってからでした。口に入れたあの時の美味しさは今でも忘れていません。
とろけるぅ~~♪
そして、アルコール入りの生チョコを初めて食べた時も
ほわぁ~~ん♪
と味全体が身体全身に広がる感じも幸せを感じるひとときです。
役者で例えると名わき役を演じてくれる名俳優といったところでしょうか。
まとめ
生チョコのバリエーションは無限に広がりますし、お酒も種類が豊富なので、その組み合わせも無限に広がります。
無限の組み合わせの中からいろいろと試してみることで素敵でほんのりお酒の香る自分オリジナルの生チョコに出会うことができますよ!
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