花粉症。代表的なスギ花粉からヒノキ、ブタクサなど種類を問わなければ年中なにかしらの花粉が漂っています。そんな花粉症に効果的があるよ!と誰もが聞いたことがある食べ物・・・
それがヨーグルト
本当に効果があるのでしょうか?そんな疑問にお答えします。
花粉症にヨーグルトが効果的って嘘なの?
花粉症にはヨーグルトが効果的だという話は誰もが聞いたことがあると思います。ヨーグルトを毎日食べている人でもこのような意見があります。
いろんな意見が出てくるヨーグルトですが、一般的には効果があると言われています。
理由
花粉症やアレルギーの人は腸の調子が乱れている場合が多く、ヨーグルトのように多くの乳酸菌を含む食べ物を摂取することで悪玉菌を減らし、腸の粘膜を増やすことで花粉症にも効果があると言われています。効果が現れるまでに最低でも3ヶ月~半年はかかるそうなので、シーズンの半年前あたりから食べ始めればいいのではないでしょうか。
花粉症に効果的なヨーグルトの種類ってあるの?
ヨーグルトと言っても菌の種類は多種にわたって存在します。市販のヨーグルトでも数多くの菌の種類があります。菌によっても身体に良いとされる効果も様々で
便秘対策
肌荒れ対策
コレステロール対策
などがあります。その中で花粉症に効果的とされる菌はざっと下記になります。
BB536株 | 森永乳業 | ビヒダスヨーグルト |
GCL1176株 | フジッコ | カスピ海ヨーグルト |
HSK201株 | 日本ルナ | ときめきカフェ |
K-2株 | ヒラヤミルク | ジャージーヨーグルト |
KW3110株 | 小岩井 | 大人の元気ヨーグルト |
L-55株 | オハヨー乳業 | L-55生乳ヨーグルト |
LGG株 | タカナシミルク | おなかへGGヨーグルト |
シロタ株 | ヤクルト | ソフールヨーグルト |
他にもL92株とかありました。動物性、植物性と種類もさまざまですが、腸内環境を整えて体質の改善を期待してくれることがヨーグルトの魅力なのです。
花粉症にヨーグルト 食べ方によっても違いがあるの?
花粉症にヨーグルトが良いと期待できるのは分かりましたが、その摂取量などの食べ方によっても違いはでてくるのでしょうか。ある方でこんな面白い話がありましたのでご紹介します。
花粉症に初めてなった方のお話
「とうとう自分も花粉症になってしまった…」
と思ってたので、テレビで紹介していたヨーグルトを食べてみようと試してみたそうです。友達からは「漢方みたいなものだから、そんなすぐに効かないんじゃない?」と言われましたが、食べ始めて一週間近く経ったころで鼻水も目のかゆみもくしゃみも出なくなってきたそうです。個人差があると思いますが、飲み過ぎたりした次の日は必ず下痢をしてた私にとって、善玉菌が絶大なる効果を発揮してくれたみたいです。
食べる量として100~200g程度で、朝食時に1日1個だけ食べました。朝食にした理由は、朝の時間帯が一番、腸の働きが弱くなるからとのことです。
この知人の場合は初期だから効果が早かったというのもあるのかもしれませんが、試してみる価値は十分あるでしょう。
まとめ
ヨーグルトで腸内環境を整えるのは理解してもヨーグルト以外に気をつけるべき問題があります。それは普段からの食生活に他なりません。ちなみに・・・
花粉症対策に良いとされる食事
玄米
無農薬野菜
海草
大豆製品
水分は白湯
花粉症対策に悪いとされる食事
肉、卵などの動物性タンパク質
油分の多い食べ物
砂糖が入っている食べ物
カフェイン
結論
ヨーグルトの効果に加えて、普段からの食生活の改善にも努めたほうが効果が上がるのではないでしょうか。いきなり仙人のような生活をしてストレスをためるよりは、少しずつ改善意識を高めていくといいでしょう。
珈琲もノンカフェイン珈琲にしてみたり、間食での菓子パンをオニギリにしてみるとか少しずつ改善していってみるとストレスもそんなにたまりません。私自身、昔は甘いものが大好きで珈琲も1日何杯も飲んでいました。花粉症だけでなく、皮膚がかゆくなり、掻くと水ぶくれのような後が残るようになってしまいました。
危機感を感じた私はその後、食事を見直し、玄米と白米を食べる比率は半々くらいにしたり、納豆は毎日食べたり、白湯を意識して飲むようにしたり、青汁を飲んだり、珈琲は一日1~2杯までと決めるようにしたりしました。ヨーグルトも摂取し続けることにより、腸内環境も整い、身体から老廃物などの毒素が抜けていくと、少しずつ健康を感じられる身体に変化していくのが実感できました。おかげで去年から特に花粉症に悩まされることもなくなってきました。ヨーグルトを継続して食べ続けていても、砂糖やアルコールを多く摂取したりしているのでは身体は改善してくれないのではという結論に至ったわけです。
せっかくの機会・・・。花粉症という体質を改善して、鼻水やクシャミのない快適な日を過ごしていきましょう。